季節を感じ、心の潤いを求めて
フラワーアレンジメントには、お部屋のインテリアに合うように仕上げたり、行事に取り入れたり、プレゼントに差し上げたり、と様々な楽しみ方があります。楽しみ方が豊富なフラワーアレンジメントをより楽しむために、資格取得を目指す方も多いと思います。ここでは、日々の生活の中で触れて楽しんでいる部分をまとめましたのでご紹介致します。
四季のある日本
私達の生活している日本列島は、北は北海道から南は沖縄まで南北に細長いですが、ほとんどの地域が温帯に属し、その中でも温帯湿潤気候に属します。また、季節風の影響も大きく受け、四季がはっきりしています。この四季とは農業や産業への影響が大きく、加えてそれぞれの地域の植物の生育に特徴が出てきます。
季節ごとのお花を楽しむ
普段何気なく生活している中で、知らず知らずに目にしているお花があります。
● 春
1年のうちで最も多くの花が咲く時期です。日本の国花とされている桜の他、アネモネやチューリップ、フリージアなどが挙げられます。
● 初夏
バラや紫陽花など、大きく華やかな花が咲き始める季節です。この時期から晩秋まで咲く花も多くあります。クレマチス、カラー、スイトピーなど。
● 夏
日差しをさんさんと浴びるこの季節のお花は、はっきりと色合いの濃いお花が多くなります。ダリアやインパチェンス、サルビアなど。
● 秋
暑い夏に咲き誇った花たちが終わって色合いも落ち着いた花が多くなり、秋の風情として楽しめます。コスモスやリンドウ、きんもくせいなど。
● 冬
冬は花が少ないイメージですが、その中でも色鮮やかに咲く花もあります。シクラメンやデージー、プリムラなど。
私達は四季のある日本で、知らず知らずにお花に触れながら季節を感じていることもあるかと思います。そうしながら気持ちが安らいだり、ゆとりができたりしているのではないでしょうか。
行事でお花を楽しむ
1年のうちで、社会の慣例として時を定めて行う行事や儀式には、季節の植物も一緒に添えられるものです。四季の移り変わりに富む日本行事は、人が自然と共にある喜びや感謝の具体的な表現であり、生活に“折り目”をつける、先祖の美しい知恵と思われます。
お正月のウメ、センリョウ、桃の節句のモモやナノハナ、端午の節句のショウブやよもぎ、七夕の笹竹、十五夜のハギやナデシコなどは、行事を通して親しんでいるものではないでしょうか。また、キリスト教からの行事で恒例となっているものとして、ハロウィンのかぼちゃやクリスマスのクリスマスローズなどがあります。
このように、行事には季節のお花は欠かせないものとなっております。そんなことから、私たちは自然と日々の生活の中でお花に慣れ親しみ、潤いを受けているのではないでしょうか。
千葉県浦安市のPorte Bonheur(ポルト ボヌール)では、季節や行事を通しながらフラワーアレンジメントを楽しめるよう、プリザーブドフラワーやアーティフィシャルフラワー、生花にてレッスンをご用意しております。お花を楽しみたい方から、資格取得を目指したい方、更なるスキルアップを目指したい方まで、幅広く対応できるよう準備致しております。体験レッスンも承っておりますので、フラワーアレンジメントにご興味がございましたら是非お問合せ下さい。